幼い子供を持ちながら家庭内別居というのはなかなか大変です。
家庭内別居という事は、夫婦関係や婚姻関係は既に破綻しているという状態ですから、いくら育児であってもなかなかパートナーの助けを得られないということもあるかもしれません。
しかし、子供は夫婦2人で考えて行かなければならない対象ですよね。
ここでは、家庭内別居と育児についてお話しします。
子供のことを第一に
家庭内別居しながら育児をするという事は、もしかしたら離婚をしたいけれど子供がいるから離婚まで踏み切れない、という背景があるのかもしれません。
片親になったらかわいそうなどという理由で離婚しない夫婦もいます。
しかし、たとえ一緒に住んでいたとしても両親が全然口をきかない状態では、子供に良い影響はありません。
むしろ親が別々に暮らしていた方が、子供にとっては健全な場合もあります。
子供を使った言い訳をせず、子供のことを第一に考えるようにしましょう。
養育費等はどうするのか
育児をするという事はお金がかかるという事です。
しかし、家庭内別居という事は夫婦2人が別々にお金を管理しているという事ですから、共有の家計というものが存在しません。
そもそも、家計を共有していたら家庭内別居とは言わないのです。
しかし、家庭内別居をする時、育児にかかるお金はどうしていますか?
子供は夫婦2人の子供です。
たとえパートナーに生活費などを渡さなかったとしても、子供にはお金をかけなければいけません。
養育費をどうするのか、しっかりと話し合わなければいけないのです。
家族共有の時間を持つ
両親と子供が一緒に生活しているにも関わらず、片親が子供と全然話をしない、子供の目の前で両親が全然話をしないという環境は子供にとっては良くありません。
全員が同じ屋根の下で暮らすのであれば、やはり家族共有の時間を持つ必要があります。
そのため育児をしながらの家庭内別居というものは、子供がいない場合の家庭内別居に比べてハードルが上がるのです。
実際、子供が小さいうちは家族団欒の時間を持つように気を配ったという家庭内別居の経験者もいます。
まとめ
いかがでしょうか。
育児をしながらの家庭内別居はなかなか大変です。
しかし、子供がいる場合は自分たちのことではなく、子供を優先に考えなければいけません。
子供が両親の愛を受けて成長できるように、最善の育児が出来るように、気を配らなければいけないのです。
夫婦の都合を子供たちに押し付けてはいけません。