夫婦関係や婚姻関係が完全に破綻したままで同居を続けている状態を家庭内別居といいます。
家庭内別居する多くの夫婦の結末は離婚だと言われていますが、もしも家庭内別居を1ヶ月続けた場合、一体どうなるのでしょうか。
ここでは、その後の可能性についてお話ししたいと思います。
夫婦関係が修復する
仮に夫婦喧嘩がどれだけ長引いたとしても、どれだけ冷戦状態が続いたとしても、仲良くなれる夫婦であれば、1ヵ月もすれば夫婦関係が修復するということもあり得ます。
まるで何事もなかったかのように話をするようになり、まるで家庭内別居していたことなんてなかったことのように振る舞えるかもしれません。
もちろん、夫婦喧嘩をしてもすぐに仲良くなれる夫婦に限りますし、そのような夫婦の家庭内別居は家庭内別居とは言わないのかもしれません。
しかし、1ヵ月も口をきかないでいれば、徐々にその状態に飽きてしまい、口をきくようになるということもあり得るのです。
家庭内別居状態が継続する
1ヵ月も家庭内別居状態を続ければ、もしかしたら徐々に慣れてしまうかもしれません。
もしも共働きであれば、家計を別にし、お互いが好きにお金を使い、相手のための料理や洗濯もせず、性交渉もないような状態に慣れてしまうということもありえないことではないのです。
そのため、1ヵ月家庭内別居を続ければ、もしかしたらそのまま家庭内別居が継続するということもあり得ます。
そのため、「そのうち話ができるだろう」「そのうちこの状態も終わるだろう」という考え方が甘い場合もあるのです。
子供への影響
もしも子供がいる夫婦であるなら、1ヵ月も家庭内別居を続ければ子供に大きな影響があると考えましょう。
確かに離婚をしたわけではありませんが、特に子供が小さければ小さいほど、親が全く口をきかない、お互いに協力しない、お互いを助けようとしない、などという家庭環境は大きな影響を与えます。
子供にとっては、両親が仲良くしている家庭環境の方が教育に良いと言えるのです。
もしも子供がいるのであれば、1ヵ月も家庭内別居を続ける前に、少し考えなければいけません。
親としての責任を持って行動しましょう。
まとめ
いかがでしょうか。
どんなに仲の良い夫婦でも夫婦喧嘩くらいしますよね。
夫婦喧嘩が長引き、1ヵ月間口をきかなかったという人もいるかもしれません。
しかし、だからといって「家庭内別居が1ヵ月続いても大丈夫」というわけではありません。
単なる夫婦喧嘩と家庭内別居は訳が違うからです。
もしも家庭内別居が1ヵ月も続いてしまうのであれば、離婚をする気がないならば、なおさら2人でしっかりと話し合いましょう。