家庭内別居の場合、お互いの相互扶助がないという事ですから、基本的には食事や洗濯などの家事は別々です。
中には、揚げ足を取られたくないという理由により食事を作ったり、洗濯をしたりという奥さんもいるようですが、基本的には、そのような助け合いがない状態を家庭内別居と呼びます。
しかし、中には食事や洗濯などの家事を行うという夫婦もいます。
ここでは、その理由についてお話しします。
相手が浮気や不倫をしている場合
完全にお互いに相互扶助のない家庭内別居になってしまうと、仮にパートナーが浮気や不倫をしても、慰謝料を請求することができません。
家庭内別居というのは、婚姻関係や夫婦関係が既に破綻した状態を指します。そのため、破綻した後にパートナーの浮気や不倫が分かったとしても、それは慰謝料の対象にはならないのです。
もしも、特に家庭内別居になる前からパートナーに浮気や不倫の気配があるならば、それを証明できなければいけません。
そのため、もしもパートナーが浮気や不倫をしているのではないかと疑うのであれば、せめて食事や洗濯は一緒にするようにしましょう。
それにより、仮に浮気や不倫があからさまとなっても、家庭内別居が成立していたと言えませんから、慰謝料を請求できる可能性が高まります。
夫婦関係を修復したい場合
家庭内別居は、その多くが離婚に至ると言われています。
また、家庭内別居を始めてしまうと、夫婦関係の修復には相当な時間がかかります。も夫婦関係を修復したいと思うのであれば、食事や洗濯は一緒に行い、家事を別々にしないようにする努力も大切です。
確かに、家庭内別居するという事は相手のために料理なんかしたくない、相手の洗濯物なんて触りたくない、という状態かもしれません。
しかし、そこまで徹底してしまうと、なかなか戻って来られなくなってしまいますよ。
子供がいる場合
どれだけ夫婦関係が悪くなったとしても、子供がいると離婚に踏み切れないということもありますよね。
子供がいるからこそ、家庭内別居という方法をとる夫婦もいる事でしょう。
しかし、子供を理由にして家庭内別居する場合、両親が全く助け合いをせず、顔を合わせることさえ避けている状態では、大事な子供に決して良い影響を与えません。
そのため、子供がいるから家事はしっかり行う、相手の料理を作って相手の洗濯もする、という夫婦もいます。
確かに内心はいやいやであったとしても、子供の前では良い両親でいたいですね。
まとめ
いかがでしょうか。
本来の家庭内別居は全く助け合わない、夫婦関係が破綻しているという状態を指します。
しかし、そこまで言ってしまうとなかなか夫婦関係の修復はできませんし、さらに子供に良い影響を与えません。
そのため、その時その時何が大切なのかということを考え、場合によっては相手のために行動することも大切です。