なぜ、夫婦は家庭内別居という道を選ぶのでしょうか。
もしも夫婦関係が破綻し、お互いに会話もせずに同じ屋根の下で暮らすならば、いっそのこと別居をしたり、離婚をしたりした方が良いのではと感じる人はいませんか?
家庭内別居の幸せやメリットとは一体なんなのでしょうか。
ここでは、家庭内別居とその幸せやメリットについてお話しします。
外聞を気にしなくて済む
別居したり離婚をしたりすれば、近所の噂話のネタになる可能性があります。
今は離婚自体もそこまで珍しい時代ではありませんが、やはり別居したり離婚をしたりすれば周りから余計な詮索をされることもあるかもしれません。
特に、子供が小さかったら子供が学校で嫌な思いをするということも考えられます。
近所からあることないこと言われたり、後ろ指を刺されるという可能性もないとは言えません。
それに比べ、家庭内別居ならば周りにバレませんから、その点のストレスがかからないという意味ではメリットだといえます。
それを幸せと言えるかどうかは分かりませんが、仮面夫婦であれば外聞を気にしなくて良いというメリットが確かに存在するのです。
お金がかからない
別居すると、世帯が2つになるという事ですからお金がかかります。
生活費や住居費がかかりますよね。
もし離婚となれば、慰謝料や養育費等について考えなければいけませんし、やはりお金がかかります。
それに対し、家庭内別居であれば世界は同じですから生活費も住居費も倍にはなりません。
離婚をしませんから慰謝料なども心配ありません。
お金がかからないという意味で、家庭内別居はメリットがあるといえます。
双方に離婚する意思がなければ、別居するよりもメリットが大きいと考える人も少なくはありません。
離婚することによる後悔がない
いざ離婚を決意しても、実際に離婚届を出すにはそれなりの勇気が必要です。
いちどは一生共にすると誓った相手と別れるわけですから、やはり離婚届を提出した後に後悔する人も決していないわけではありません。
そして、その公開を打ち消すかのように離婚を正当化するということになりかねないのです。
しかし、家庭内別居に留めておけば離婚ではありませんから、後悔する必要がありません。
離婚に向けて前進することができないけれど、後悔する必要もないため、そういう意味では家庭内別居にはメリットがあるといえますし、離婚というリスクを負うことがない幸せな方法だと言えるのです。
まとめ
いかがでしょうか。
家庭内別居には確かにある程度のメリットがありますし、1部の人にとってはリスクを負わない幸せの選択肢かもしれません。
しかし、やはりパートナーを避けなければいけないというストレスは避けられないでしょう。
夫婦で話し合った上で、納得できる方法を選びたいですね。