家庭内別居というのは、夫婦関係や婚姻関係が破綻した状態を指し、同じ屋根の下に生活しているにも関わらず夫婦としての形態を成していない状態を表します。
もしも家庭内別居しているときに病気になってしまったら、どうしたらよいのでしょうか。
病気になったらパートナーを頼っても良いのか、考えた事はありますか?
ここでは、家庭内別居と病気についてお話しします。
基本的にはパートナーには頼れない
まず、病気になったらパートナーに頼ろうと思ってはいけません。
普段から全く会話をすることがなく、むしろお互いに顔を合わせずに済むように避け合っているわけですから、病気になったときだけパートナーに頼ろうというのは少々虫がいい考えです。
もちろん、例えば、たなたが家庭内別居しているとしましょう。
あなたがいきなり心筋梗塞を起こし、パートナーの目の前で倒れてしまったのであれば、パートナーには救急車を呼ぶ義務があります。
しかし、例えばただ熱を出した、インフルエンザにかかった、などという程度で病院に連れて行って欲しいと望むのは少々甘えているかもしれません。
健康は自己管理で
家庭内別居しているのであれば、健康は自分で管理をしなければいけません。
いざとなったらパートナーに頼ればいい、いざとなったら病院に連れて行ってもらったら良いなどと考えてはいけません。
普段から自分でしっかりと健康管理し、必要によっては予防接種を打つなど、「自分は一人暮らしなんだ」といった感覚を忘れてはいけないのです。
むしろ、一人暮らし非常に厳しい環境にいる可能性を考えておかなければいけません。
いざ自分が高熱を出した時、一人暮らしならば何も考えずに救急車を呼ぶことができますが、家庭内別居していると、そんな緊急な事態であっても「パートナーは助けてくれない」と考え、精神的な負担になるかもしれません。
いざという時は助けを求めることも大切
パートナーをアテにしてはいけないとは言え、やはりいざというときには助けを求めることも大切です。
例えば、いきなりインフルエンザにかかって40度の熱が出たとしましょう。
そんな熱があるのにもかかわらず車の運転をして、1人で病院に行くという事は非常に危険です。
また、パートナーに移る可能性もありますから、パートナー自身も放っておきたくはないでしょう。
もしも子供がいれば、子供に影響が出ることも考えられます。
そのため、いざというときにはパートナーを頼るということも忘れないようにする必要があります。
命の危険にもつながりかねませんから、意地を張ってはいけません。
そして、それはお互い様です。
まとめ
いかがでしょうか。
家庭内別居してお互いに完全無視をしているときに病気になってしまったら、一体どうなるのかと不安に思うかもしれません。
基本的には自分の事は自分で管理し、病気にならない努力が必要です。
しかし、誘ってしまったときには臨機応変に対応するということも重要なのです。