両親の家庭内別居が子供に与える影響とは?

家庭内別居 (9)
離婚したいと両親が思っても、子供がいる家庭であれば子供のためを思って離婚は躊躇してしまい、子供が大きくなるまではなどと家庭内別居という選択をする夫婦も非常に多いのが現実です。

子供にとって両親が揃っている家庭というのは一番安心できる場所でありますが、それはあくまでも両親の仲が良い場合であり、両親が不仲の場合は別の話なのです。

今回は両親の家庭内別居が子供に与える影響について考えてみたいと思います。

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家庭内別居における子供へのメリットとデメリットとは?

家庭内別居に子供へのメリットとは、夫婦としては破綻していても家にはお父さんとお母さんがいて両親が揃っている事によって、教育費の問題がカバーできる事だけであり。両親は子供の事を考えて家庭内別居を選択するが、デメリットの方が圧倒的に大きいという事を忘れてはいけません。

子供にとって両親の喧嘩というのは非常に辛いものですが、全く会話のない両親を見るのも相当こたえる事であり、両親の不仲や家庭のトラブルは子供の心に大きなダメージとなり、学校や外での行動に異変がみられるような事もあります。

また子供が小さいうちは口には出さないものの、体調がおかしくなったり問題行動をするような場合もあります。

会話ができないような子供に育ってしまう場合がある

子供は赤ちゃんの時から両親や周りの人々によってたくさん声掛けをしてもらう事によって、言葉を覚えていき会話ができるようになっていくのですが、子供にとって会話を最初に教えてくれるのは父母ですので、家族の会話が少ない家族で育つために人と会話する事が下手な子供に育ってしまう事があります。

他人を羨ましがるような人間になる可能性がある

子供は周りの友人が仲の良い両親に囲まれて、温かい家庭がある事を羨ましく思ってしまうようになり、誰しも他人と自分を比較してしまう事はありますが、どんな自分でも受け入れてくれる家庭が破綻していると、子供はどうしようもなく寂しくなったり他人が羨ましがったりするようになります。

まとめ

子供は親が思っている以上に成長していますし、しっかりと家庭の雰囲気を察する事ができます。

両親が子供のためと思っても実際は子供のためになっていない事も十分にあり得ますので、子供に夫婦関係の破綻などを隠さず、父母の状況をしっかりと伝えていく事の方が良いのです。

子供のために離婚しないのではなく、子供を傷つけない、不安にさせない方法を考えていくようにしましょう。

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