一昔前では結婚生活においては我慢するという事が美徳と考えられてきたため、離婚という事は余程の事がない限り考えないものでしたが、今ではそこまで我慢しなくても良いという考え方になってきており、性格が合わないなど些細な事でも離婚をする夫婦が増えてきており、3組に1組は離婚をしているのが現状です。
しかし、離婚はやはり世間的にはマイナスイメージではあるため、世間体や子供の事を考えて家庭内別居をしている夫婦も同じように増えてきているのですが、本当に離婚をする前に家庭内別居をした方が良いのかについて今回はお話したいと思います。
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家庭内別居の定義とは?
家庭内別居とは夫婦が同居しながら別居同然の暮らしをする事であり、お互いに心が離れてしまい本当なら離婚したいけれど、事情があってできないので家庭内別居を選択する夫婦が多いのです。
多くの場合、会話も必要最低限でありお互いの存在には無関心にも関わらず、夫は生活を支え、妻は家事をする状態だけなど、夫婦で役割を決めてそれを果たすだけの毎日を送っている場合が多いです。
家庭内別居はするべきか?
離婚したいと思った時は、長年の不満が爆発したり離婚したいと急に思い立ってしまうような問題が起こったりする事が多いですが、そのような状況に陥っている時は夫婦共々頭に血が上ってしまい冷静な判断ができない場合が多いです。
しかし感情的に離婚してしまう事は決して良いことではありません。
夫婦お互いの今後の生活や子供の事をしっかりと考えて離婚を決めるためにも、冷静になる期間として家庭内別居をする事は大切でしょう。
しかし、子供がいる場合は家庭内別居で父母が揃っていたとしても、家庭内の悪い雰囲気は子供にとっては負担になってしまう事が多いため、家庭内別居をし始めてお互いに冷静になれたら今後の事をしっかり話し合うようにはしておきましょう。
まとめ
家庭内別居に対する考え方やあり方は、各夫婦によって違いますが、子供がいる場合は一番に考えてあげるべきは子供の事であり、夫婦が楽だからといって家庭内別居を長々と続ける事だけは避けるようにしましょう。
あくまでも家庭内別居は離婚もしくわ修復するための1つのステップである事を忘れないようにしましょう。